野鳥「　ジョウビタキ　」






「ジョウビタキ」を観察して見ましょう。
11月，尾羽の赤いあかつきの女神のような鳥で，翼に大きな白斑があり，「ヒタキ」の代表ともいえる鳥で，明るく見晴らしの良いひらけた場所で，良く鳴いているので，簡単に見つけることができると思います。
かつては「ヒタキ」といえば，「ジョウビタキ」をさし，ヒタキは火焚きのことで，鳴き声が火打ち石に似ているとか，赤い尾羽が燃える火を連想させるからとも言われています。

特徴：
翼の白斑が目印で，紋付（もんつき）鳥とも呼ばれています。
大きさ：
 １４ｃｍ位でスズメ位の大きさです。
色：
 オスは頭が灰白色がかっていて，喉，背，翼と尾羽の中央部が黒い，胸から腹の下面と腰が橙色で，全体の配色が目立つ。
メスは全体的に灰色がかった褐色で，下腹から尾にかけて赤っぽい橙色。翼には白く小さな模様がある。
鳴き声：
 ひっひっ，かたかた
生息地：
 川原，農耕地，公園などの見晴らしの良い場所を好む。
みつけ方：
 主に単独行動し，屋根，電線，木の枝等に止まって鳴いている。
えさ：
 昆虫，ミミズ，木や草の実等。
その他：
 明るい高い所に体を立てて止まり，尾を振り，頭を下げるような動作をする。
 
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