●	フクロウの基礎知識
	日本にいるフクロウは１０種類。森林や草原で暮らしています。体長はおよそ５０ｃｍで木の穴や家の軒先などに巣を作って卵を産みます。鳴き声はゴロッ、ゴロッ、ボーコー。夜行性で夜にえさを捕まえます。
☆	闇夜のハンター
	フクロウは夜行性です。夜にも目が見えて、耳も発達しています。えさになるねずみや鳥たちの動きに耳を傾け、小さな物音も聞き逃しません。獲物を発見すると柔らかい羽を使って、羽音をほとんど立てずに獲物に近づき襲い掛かります。まさに闇夜のハンターですね。
☆	大きなウサギも食べちゃう
	フクロウは、昆虫やヘビやカエルから、ネズミや鳥、時には体の大きなウサギやモモンガまでもえさとして食べてしまいます。しかも骨など消化しないものは口から吐き出すこともします。物静かに見えるフクロウ。実は肉食のもうきん類の仲間なのです。	＊民家の庭先で見つかったフクロウ。 　　 怪我の手当 てを受けて数日後元気に 　　 放鳥されました。
☆	森の番人のキャラクター
	フクロウは森林などを棲み家にしています。夜行性で木の枝などに止まっている姿が印象的です。その生態からこんなイメージがついたのでしょうか？古くから物語などに「闇夜の森の番人」としてしばしば登場しています。
☆	首が自由にまわる？
	大きく平べったい顔をしたフクロウ。首が短いので、なんと顔を自由に動かすことができるといいます。顔を後ろに向けたり上下さかさまにすることもお手のもの。何ともユーモラスですね。