● ウグイスの基礎知識


 

ウグイスの仲間は、細くとがったくちばしと、ほっそりとした体つきが特長です。ウグイスの体長はおよそ１６cm、山や林の茂みを棲み家としています。主食は昆虫ですが、熟れた柿などの果物も食べています。
☆ 春を告げる鳴き声
  「ホー、ホケキョ」。ウグイスの鳴き声は春の訪れを告げる代名詞として知られています。しかし、春先には未だ上手に鳴けないウグイスも多くいます。「ホケキョ、ホケキョ」と練習を繰り返す内に「ホー、ホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ、ホーホケキョ」と長く美しい鳴き声を聞かせてくれるようになるのです。

☆ 棲み家はササヤブ
  ウグイスは春から秋にかけて、山や林のササヤブを棲み家にしています。巣は球形をしていて、ササヤブの中で
子育てをしています。冬になると山を離れて平地に降りてきて、一羽ずつ暮らします。
☆ 声はすれども姿は見えず  
  山や山林を散策していると、どこからともなくウグイスの声が聞こえてきます。しかし、背中が緑がかって茶色の羽
のウグイスは、ササヤブの中では保護色になって、その姿を見つけることはなかなかできません。
「声はすれども姿は見えず」といった感じです。
 
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